転職エージェントの断り方!角が立たないコピペ例文と引き留め対応法

転職エージェントの断り方 転職

「熱心にサポートしてくれた担当者を断るのは申し訳ない…」「でも、紹介される求人は的外れだし、面接に行く気になれない」「もし断ったら怒られたり、気まずい雰囲気になったりしそう…」

転職エージェントを利用していて、このような板挟みのストレスに苦しんでいる人は非常に多いです。

お世話になっているがゆえの「罪悪感」と、プロの営業トークに言いくるめられるのではないかという恐怖で、身動きが取れなくなっていませんか?

結論、このような転職エージェントの紹介や面談、あるいは普段のコミュニケーションのストレスを我慢する必要はありません。

この記事では、そんな転職エージェントの様々なアクションに対する断り方をメインに、例文や対応策をまとめています。ぜひお悩み解決の一つの方法としてこの記事を参考にしてください!

シロ
シロ

転職エージェントの担当者から求人を紹介されたけど、「絶対に自分に合わない!」って思っちゃったんだよな~~…

クロ
クロ

でもお世話になっているし、なかなかはっきりと断りづらいよね。そんなときに役立つ対処法を紹介しているよ。

本記事は、転職サービスの広告リンクや、その他に紹介している商品の広告リンクを含みます。

当メディアの記事は、独自調査結果(アンケート、インタビュー、モニターによるリサーチ)を根拠として作成しております。

  1. この記事でわかること🐈
  2. 転職エージェントからの紹介・連絡は断っていい理由
    1. なぜ「断るのが申し訳ない」と感じるのか?
    2. エージェントにとって「断られること」は日常茶飯事
    3. あなたの大切なキャリアを「気まずさ」で決めてはいけない
  3. やってはいけないNG例&波風立てない断り文句
    1. NGな断り方|「検討します」「迷っています」
    2. 他社(他ルート)経由で内定が出たため
    3. 「現職に留まる(転職活動を休止する)ことになったため」
  4. 【ケース別・完全コピペ可】転職エージェントの断り方・メール例文集
    1. ケース1:登録直後・初回面談を断りたい(キャンセルしたい)場合
    2. ケース2:紹介された求人が的外れで応募を断りたい場合
    3. ケース3:選考中・面接前(または面接後)に辞退したい場合
    4. ケース4:内定が出たが、やっぱり辞退したい場合
    5. ケース5:担当者が合わない・サービス自体を完全に退会したい場合
  5. もしエージェントを「無視(バックレ)」したらどうなるのか?
    1. ブラックリストはあるの?無視した場合の実態
    2. 1通のメールを入れるだけで精神的ストレスはゼロに。
  6. 転職エージェントの強引な説得への対処法
    1. 「もったいない」「どこが不満ですか?」と食い下がられたとき
    2. 「ルール上辞退できない」「企業に迷惑がかかる」と言われたとき
    3. 電話やメールが鳴りやまないときの最終手段
  7. 転職エージェントへの断り方に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q.メールと電話、断りの連絡はどちらですべき?
    2. Q.断る理由はどこまで正直に話すべき?
    3. Q.退会後に再登録することはできるの?
  8. まとめ|断り上手は転職上手

この記事でわかること🐈

  • 転職エージェントからの紹介・提案を断ってもOKな理由がわかる
  • 断り方について具体的な「言葉・表現」がわかる
  • しつこい担当者への対応策・撃退法がわかる
  • 断り方や「どこまで正直に話すべき?」といった疑問を解消できる
kuro

「世界一やさしい転職の教科書」をお読みいただきありがとうございます。

20代でITベンチャーを学生起業後、地方Uターンを経て広告代理店へ勤務。その後転職を3回経験し、現在はデジタルマーケティングの会社を妻と協同で経営している30代男性の会社役員(猫)です。

人事として働いた経験もあり、複数の転職サービスを活用した転職経験も豊富なため、きっと皆さんの力になれると思います。お力になれれば幸いです。

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転職エージェントからの紹介・連絡は断っていい理由

シロ
シロ

どう対応すればいいかは何となくわかるけど、そもそも「申し訳ない」って気持ちが先に来ちゃうんだよねぇ。

クロ
クロ

その気持ちはぜひ大切にしてほしいけど、転職はあくまで自分自身が主人公。まずは転職エージェントの背景事情や立場も理解してあげると、罪悪感も減るんじゃないかな。

転職エージェントは、転職サイトなどとは異なり「人」がしっかり仲介するだけあって、担当者によってはとても熱心に自分のことを考えてくれるよきパートナーになります。

一方で、それだけ熱心に担当してくれると情が湧いてくるのが人間というもの。でも、それが原因で転職に失敗してしまうのも避けたいですよね。

ではそもそも、なぜ「断るのが申し訳ない」と感じるのかについて、詳しく原因を深堀りしていきませんか?

なぜ「断るのが申し訳ない」と感じるのか?

転職エージェントからの提案に「お断り」を入れるのは、結構精神的なストレスがかかりますよね。たとえば、下記のようなケースが「断る」に当てはまります。

転職エージェントからの提案を断るケース

  • 紹介された求人が条件面で魅力がない/自分に合っていない
  • 面談等で事前に伝えていた条件をクリアできていない
  • 無理強いに近い形でどんどん話が前に進められてしまう(応募など)
  • 希望業界・職種とは異なる分野の求人をおすすめされてしまう
  • 他エージェント経由の内定に「こちらの企業のほうが良い」と引き留めにあう

特に、内定が出る前までに担当者が一生懸命、自分の職務経歴書を添削してくれたり、面接対策に時間を割いてくれたりすると、「ここまでしてもらったのに断るなんて失礼だ」「裏切るようで心苦しい」と罪悪感を抱いてしまいますよね。

これは、あなたが義理堅く優しい人だからこその感情です。

しかし、忘れてはいけない事実があります。エージェントはボランティアではなく、あなたを企業に入社させて成功報酬を得る「ビジネスの営業パーソン」であるという事実です。

彼らの優しさは、あくまで売上を作るための営業活動の一環にすぎません。仮に優しい気持ちが本物だったとしても、誠意や感情だけでビジネス転職も含みますを進めるのは間違っています。

エージェントにとって「断られること」は日常茶飯事

エージェントの担当者は、毎月何十人、何百人という求職者を同時に抱えています。その中で、途中で連絡が途絶えたり、他社で決まったからと辞退されたりすることは毎日息をするように起きている当たり前の光景です。

実際、転職エージェントは登録者一人ひとりに「担当者」がつきますが、意にそぐわない対応をされた場合は担当者変更を「担当者に直接伝えない形で」申し出ることができる窓口を準備していることが大半。

つまり、あなたが「断ったら激怒されるかも…」とビクビクしていても、相手は「あ、この人は他で決まったのね。じゃあ次の人に時間を使おう」と事務的に割り切ることができるわけです。

あなたが思っているほど、彼らはあなた一人の断りに固執することも、深く傷つくこともありません。(それはそれでちょっと寂しいですけどね)

あなたの大切なキャリアを「気まずさ」で決めてはいけない

一番最悪なのは、断る気まずさから「とりあえず言われた通りに面接に行こう」「なんとなく内定を受けてしまおう」と流されてしまうことです。これが一番、自分にとってよくありません。

あなたの人生を左右する転職活動において、数週間しか関わりのない転職エージェントの機嫌を取る義理はありません。

違和感を持ったなら、容赦無くスパッと切るのが正解です。


ここまで見てきたように、転職エージェントは「ビジネス上の理由で転職者に優しくする動機がある」というのが本当のところ。むしろ、そういった感情に寄り添うことをビジネスにしているからこそ、今のあなたの悩みがあります。

それが悪いことであるわけではもちろんないのですが、転職に失敗してしまうようなら本末転倒です。罪悪感は少しはなくなってきたでしょうか?

それでも、罪悪感は消えない!という方に向けて、波風を立てずに断ることのできる文章例も考えました。

やってはいけないNG例&波風立てない断り文句

シロ
シロ

罪悪感は少しは減ったかな、相手も仕事だもんね…。でも、やっぱり自分の言葉で断りを入れるのはちょっと緊張するかも。

クロ
クロ

たしかにね。そういうときは、「相手が絶対に反論できない理由」を伝えるのがコツなんだ。まずは絶対に言っちゃいけないNGな断り方から解説するね。

NGな断り方|「検討します」「迷っています」

まずはNGな断り方からです。「検討します」「迷っています」という、判断の保留は角を立てない言い方として多くの人が使います。

しかし、連絡先を握られている以上、こういったあいまいな態度は判断を後回しにする以上の効果はありません。

営業パーソンからすれば、これは「まだ説得すればいける(見込み客である)」という青信号のようなもの。結果として「どこが不安ですか?」「今動かないとこの求人は無くなりますよ!」と、より激しい引き留めとアプローチを受けることにも繋がってしまいます。

他社(他ルート)経由で内定が出たため

転職エージェントが最も手出しできず、断る理由として最も強いのが「別の転職エージェントや直接応募で内定が出たため、転職活動を終了する」という伝え方・断り方です。

この言い方は、罪悪感もそれほどありませんし、相手側としても納得の行きやすい理由です。なぜなら、「あなたのサービスに不満があったわけではなく、単にご縁が早かっただけです。」というスタンスになるため。

相手に一切の非を感じさせず、完璧に角が立ちません。たとえ本当は他で内定が出ていなくても、サービスを辞めたい時はこの「嘘」を使うのが最も安全で効率的です。

嘘も方便とは言うもの抵抗がある場合

でも、親身に相談に乗ってくれている人に嘘をつくのは嫌だ、という方も多いはず。そういうときは、より具体的に正直な話をしたほうが良いです。

「決して、あなたの仕事ぶりに不安を持っているわけではないですが…」という枕詞を使って、相手の立場を思いやりながらも「他社で良い求人を紹介してもらえそうなので、今回はご提案をお断りしたいと思います」と端的に伝えましょう。

運営者の経験 – 正直に伝え過ぎて引き留めに合う

運営者は過去、転職エージェントを複数活用した転職を行いましたが、2つほど転職先を絞りこもうとした結果、「どちらが良いでしょうか?」と転職エージェント相手に判断をゆだねました。

そうすると、猛烈プッシュを受けたのはその担当者のエージェント経由での求人企業。目に見えて条件面がもう一方の求人のほうが良かったのも関わらず…です。

もちろんすべてのエージェント担当者がそうである可能性は低いですが、こういった引き留めは頻繁に起きるという覚悟は必要そうです。

「現職に留まる(転職活動を休止する)ことになったため」

「嘘も方便」とは言いますが、やはり「家族と相談した結果、今は現職に留まることにしました」などの理由説明も、相手を納得させる理由になりえます。

本人が転職活動を辞めると言っている以上は、転職エージェントとしてもこれ以上求人を紹介する動機がなくなります。

嘘はバレるのか?

「嘘はバレるかもしれない」という懸念は最もです。結論、バレる可能性はあります。

実際、たとえば企業側が複数の転職エージェントに対して人材紹介を依頼しているケースなどでは、転職者の情報が双方のエージェントから提供され、結果として「辞退したはずなのにまだ転職活動しているのか」などとバレる可能性は存在します。

とはいえ、転職エージェント同士は競合関係にあるため、クレジットカードの信用者情報などとは異なり、一般にブラックリストなどが出回っているわけではないため、その点は安心してください。

重要なのは、「異なるルートで同じ企業にエントリーしない」ということです。これは企業側にとっても心証を悪くする恐れがあるほか、そのエージェントから求人を紹介を受けられなくなる原因になる可能性あるためNGです。

【ケース別・完全コピペ可】転職エージェントの断り方・メール例文集

クロ
クロ

断らなきゃいけないタイミングも色々だよね。ここでは、代表的なケースで使えるキャンセルやお断りの仕方の例文を考えてみたよ。コピペ、改変自由だからぜひ活用してね!

シロ
シロ

よくあるメルマガ誤送信みたいに「〇〇(名前)」のまま送らないようにだけ、注意しないとね!

それでは、ここからはあなたが直面している状況】に合わせた、コピペして送信できるメール例文を大公開します。宛名と自分の名前だけ変えて、活用してみてください。

ケース1:登録直後・初回面談を断りたい(キャンセルしたい)場合

「とりあえず登録してみたけど、やっぱり今はいいや」「電話がいっぱいかかってきて面倒になった」という場合の例文です。

件名:初回面談キャンセルのご連絡(氏名)

〇〇エージェント
担当者様

お世話になっております。〇〇(氏名)と申します。

〇月〇日の〇時から面談のお時間をいただいておりましたが、現在の職場で継続して働くことになり、転職活動を当面見送る結論に至りました。

誠に恐縮ですが、今回の面談につきましては、キャンセルとさせていただけますでしょうか。

せっかくお時間を調整していただいたにも関わらず、このようなご連絡となり誠に申し訳ございません。
また転職活動を再開する際には、改めてご相談させていただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。
————————————————–
氏名:〇〇 〇〇(ふりがな)
電話番号:090-XXXX-XXXX
メールアドレス:xxxx@xxxx.com
————————————————–

ケース2:紹介された求人が的外れで応募を断りたい場合

「担当者との関係は続けたいけど、送られてきたブラックっぽい求人や希望と違う求人だけを断りたい」という場合の例文です。

ポイントは「なぜ断るのか(不足している条件)」を明確に伝えることで、次からの求人の精度を上げることです。

件名:ご紹介いただいた求人につきまして(氏名)

〇〇担当者様

お世話になっております。〇〇です。
この度は多数の求人をご紹介いただき、誠にありがとうございます。

拝見させていただいたのですが、誠に恐れ入りますが、今回はすべての求人への応募を見送らせていただきたく存じます。

今回の求人は「〇〇(例:土日祝休み / 〇〇業界)」という私の希望条件と少し合致しない部分が多く、応募の決断には至りませんでした。

お手数をおかけして申し訳ありませんが、引き続き「〇〇」の条件を満たす求人がございましたら、ご紹介いただけますと幸甚です。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

ケース3:選考中・面接前(または面接後)に辞退したい場合

企業との面接日程が決まっていたり、面接が終わった後で「やっぱり辞退したい」と告げたりするのは気まずいですが、早い方が企業にも迷惑がかかりません。

件名:〇〇株式会社の面接辞退(選考辞退)のご連絡(氏名)

〇〇担当者様

お世話になっております。〇〇です。

現在選考を進めていただいております「〇〇株式会社」につきまして、誠に恐縮ですが、選考(面接)を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

他社にて先行して内定をいただき、そちらへ入社する決意を固めたためです。(※面接後の場合は「面接を通じて、自身の希望するキャリアの方向性と少し異なると感じたためです」に変更)

お忙しい中ご尽力いただき、また企業様とのご調整をいただいた中で大変申し訳ございません。企業様へもその旨をお伝えいただけますでしょうか。

身勝手なお願いで大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ケース4:内定が出たが、やっぱり辞退したい場合

最もハードルが高いのが内定辞退です。

エージェントも「あと少しで売上になる」という状況なので引き留めに来る可能性が高いですが、迷いを見せず、キッパリと断りましょう。

また、「企業に直接連絡したほうが誠意があるのではないか?」と考える方も多いと思いますが、これはやらないことを推奨します。

転職エージェント担当者のメンツというものもありますから、企業への伝達・連絡はお任せしたほうが良いでしょう。

件名:〇〇株式会社の内定辞退につきまして(氏名)

〇〇担当者様

お世話になっております。〇〇です。

この度は、「〇〇株式会社」より内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
また、〇〇様にはここまで多大なるサポートをいただき、深く感謝申し上げます。

大変心苦しいのですが、慎重に検討を重ねた結果、今回の内定は辞退させていただきたく存じます。

実は並行して選考を進めていた他社からも内定を賜り、自身のキャリアビジョンに最も近いそちらの企業へ入社する決断をいたしました。

ご尽力いただいたにも関わらず、このような回答となり本当に申し訳ございません。
誠に恐れ入りますが、企業様への辞退の手続きを何卒よろしくお願い申し上げます。

ケース5:担当者が合わない・サービス自体を完全に退会したい場合

担当者がハズレだった、または転職先が決まってすべてのサービス利用をストップしたい場合の例文です。このメールを送れば、以降電話がかかってくることはありません。

転職エージェントにより窓口は異なりますが、担当者連絡先とは異なる「お問い合わせ窓口」などを経由した退会手続きも可能です。

また、退会処理自体はWeb会員ページ経由でボタン送信で完了できる場合もあります。

件名:退会手続きのお願い(氏名)

〇〇エージェント
サポート窓口(または担当者様)

お世話になっております。〇〇です。

これまで転職支援のサポートをしていただき、誠にありがとうございました。
この度、他社サービス経由で転職先が決定いたしましたため(※あるいは「転職活動を終了することにいたしましたため」)、退会の手続きをお願いしたくご連絡いたしました。

〇〇様には、ここまでご丁寧に対応いただき心より感謝申し上げます。
誠に恐縮ですが、登録データの削除と退会処理を進めていただけますでしょうか。

最後になりますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
これまで誠にありがとうございました。

もしエージェントを「無視(バックレ)」したらどうなるのか?

シロ
シロ

実は…もうメールを送るのすら面倒で、着信拒否して「バックレ」ようかと思ってるんだよね。これって訴えられたり、業界のブラックリストに乗ったりするのかな?

クロ
クロ

結論から言うと、無視しても大した問題は起きないよ。でも、人としてきちんと区切りをつけておくことは、ペナルティがあるかないかに関わらず、大切だよね。

ブラックリストはあるの?無視した場合の実態

前提として、転職エージェント側の立場から見て「音信不通になる求職者」の存在は日常的に当たり前の存在です。ですが、たとえば「転職業界におけるブラックリスト」のような共通のリストが共有されているわけではありません。

もちろん、その転職エージェント1社内部で「顧客情報」として登録される以上、もう一度登録した際にサービス提供を拒否される可能性はあります。

ただ、金融におけるブラックリストのようなものを作成し共有することは、「有料職業紹介免許の規約における禁止」と「個人情報保護法における禁止」でできない理由が明確にあります。

有料職業紹介免許の規約における禁止

下記に定められているように、優良賞苦行紹介事業を営む事業に対する、「個人情報の収集・保管・利用」についての留意事項が定められています。

簡単に言うと、シンプルに転職と関係ない情報で利用者の不利益になるようなことをしてはいけない、というルールがあるということなのです。

有料職業紹介事業許可基準 2(1)

ハ 「個人情報の収集、保管及び使用」については、以下の点に留意するものとする。

(イ) 有料職業紹介事業者は、求職を受理する際には、当該求職者の能力に応じた職業を紹介するため必要な範囲で、求職者の個人情報(以下「個人情報」という。)を収集することとし、次に掲げる個人情報を収集してはならないものとする。ただし、特別な業務上の必要性が存在することその他業務の目的の達成に必要不可欠であって、収集目的を示して本人から収集する場合はこの限りではない。

a人種、民族、社会的身分、門地、本籍、出生地、その他社会的差別の原因となるおそれのある事項

b思想及び信条

c労働組合の加入状況

出典・引用:職業紹介事業の業務運営要領 – 厚生労働省

個人情報保護法における禁止

個人情報保護法は、個人情報を取得した事業者が、第三者にその個人情報を提供できる条件を厳密に取り決めています。

つまり、「業界を横断したブラックリストの作成」自体が、個人情報保護法においてアウトなのです。

(個人関連情報の第三者提供の制限等)

第三十一条 個人関連情報取扱事業者は、第三者が個人関連情報(個人関連情報データベース等を構成するものに限る。以下この章及び第六章において同じ。)を個人データとして取得することが想定されるときは、第二十七条第一項各号に掲げる場合を除くほか、次に掲げる事項について、あらかじめ個人情報保護委員会規則で定めるところにより確認することをしないで、当該個人関連情報を当該第三者に提供してはならない。

一 当該第三者が個人関連情報取扱事業者から個人関連情報の提供を受けて本人が識別される個人データとして取得することを認める旨の当該本人の同意が得られていること。

二 外国にある第三者への提供にあっては、前号の本人の同意を得ようとする場合において、個人情報保護委員会規則で定めるところにより、あらかじめ、当該外国における個人情報の保護に関する制度、当該第三者が講ずる個人情報の保護のための措置その他当該本人に参考となるべき情報が当該本人に提供されていること。

出典・引用:個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法) – G-GOV 法令検索

とは言え、「バックレ(連絡の無視・フェードアウト)」は基本的にはやらないほうが得策です。

なぜなら、面倒だと感じた場合は退会処理もシンプルにできますから、わざわざ法律を盾にしなくてもちょっとの行動で連絡を絶つことができるためです。

1通のメールを入れるだけで精神的ストレスはゼロに。

「それなら気にせずバックレよう!」と思ったあなたも、万が一のことを考えた場合は「無視・バックレ」はできる限りさけたほうが良いでしょう。

バックレを避けたほうが良い理由

  • 近い将来、またその転職エージェントを使うかもしれない
  • 企業に既に応募していた場合、その企業に情報が伝わる可能性もある
  • 単純に、無視し続けると着信が来るたびにストレス

特に、1番目の理由は結構重要です。大手転職サービスを提供している会社であればあるほど、様々な種類の転職サービスをいろいろなブランド名で展開しているためです。

今後、将来にわたって自分のキャリアの選択肢を無駄に狭くしないためにも、できる限りバックレは避けた方が良いでしょう。

転職エージェントの強引な説得への対処法

シロ
シロ

結局、他の転職エージェント経由での内定が決まったんだけど、すごい引き留めに合っちゃって…こういうときってどう対応すればいいかわからないや…。

クロ
クロ

そうだよね。特にずっとお世話になっていた人だとそう思ってしまうのも無理はないよ。でも、ある程度「切り返し方」を覚えておけば、次の電話や連絡では上手に断れると思うよ!試してみてね!

メールで断ったのに、わざわざ電話をかけてきて強引に説得しようとする悪質な担当者も稀に存在します。(もちろん、悪気があるわけではないですが。)

もしそんな担当者に当たってしまった場合は、下記の切り返しトークをぜひ参考にしてください。

「もったいない」「どこが不満ですか?」と食い下がられたとき

営業トークの代表例として「何がご不満でしたか?こちらで改善しますので!」「今辞退するのはご自身のキャリアにとってもったいないですよ!」と情に訴えかけてくるパターン。

ここで「〇〇がイヤで…」と不満を伝えてしまうと、相手の土俵に上がり「論破」の隙を与えてしまいます。たしかに論理的には一理あるな…と思ったとときには時すでに遅し…ということもあり得ます。

「不満はない(改善の余地はない)が、今は〇〇と決定しました。」という事実だけを伝え、付け入る隙を与えない形がベストですね。

切り返しトーク例

「不満などは一切ありません。ただ、家族との話し合いの結果、今の状況で転職を進めるべきではないと明確に判断いたしました。決定事項ですので、これ以上のお話はお受けできません。今までありがとうございました。失礼いたします。(電話を切る)」

「ルール上辞退できない」「企業に迷惑がかかる」と言われたとき

「面接日程が決まった後の辞退は、うちのルール上お受けできません。」「推薦先に多大な迷惑がかかってしまいます。」と語気強めな言い方をされてしまうケース。

こういった脅しにもとれるようなケースは稀ですが、法的に辞退を禁止するような「企業独自のルール」は一切拘束力がありませんので、毅然とした対応をしてOKです。

「ルール上禁止されているわけではないと思いますが、一番の迷惑は入社意思がないまま選考を進めることです。」と繰り出すのが最も良い表現になります。

切り返しトーク例

「法的に辞退が禁止されているわけではないと理解しております。御社のルールは存じ上げておりますが、入社の意志がないまま面接に進むことこそが企業様への一番の迷惑になると考えております。私の意志は変わりませんので、手続きをお願いします。」

電話やメールが鳴りやまないときの最終手段

上記を上手く伝えられた場合はこれ以上連絡が来ることはないですが、上手く伝わっていない場合や、そもそも電話に出るのが怖いという場合は、着信拒否(電話)やドメイン指定受信拒否(メール)をしてしまうのもひとつの方法です。

しかしその場合でも、退会処理自体はしっかり行っておくことが重要です。大会の意思は必ず転職サービス側に伝えないと、他の手段で連絡が来ることもあります。

大手の転職サービスであれば、必ず「退会申請フォーム」「お問い合わせ窓口」という形で連絡手段がありますので、担当者ではなく窓口やフォーム経由での退会をおこないましょう。

転職エージェントへの断り方に関するよくある質問(FAQ)

クロ
クロ

ここでは、転職エージェントの提案に対する断り方についてよくある質問に答えているよ。重要なのは、「とにかく退会申請まで終わらせる」ことだよ、少し辛いけど、頑張ってね。

Q.メールと電話、断りの連絡はどちらですべき?

相手の営業トークに言いくるめられるのが怖い、気まずい空気に耐えられないと感じるなら、迷わず「メールのみ」で完結させることが大切です。

「誠意を見せるため」には口頭での説明がベストですが、相手もプロです。引き留めや説得という形で余計なストレスを受けないためにも、基本的に自分が伝えやすい方を選んでOK。

また、「書面に残す」という意味でも「言った/言わない」の問題を避けることに繋がります。電話で断りの連絡をした場合でも、あえてメールでも同じ内容を送っておくなどを徹底すると、なお良しですね。

Q.断る理由はどこまで正直に話すべき?

当然ですが、感情をぶつけるのはNG。あくまでも、ビジネスライクな関係性を保って対応を行うことが大切です。たとえ、不満がたくさんたまっていても、機械的に処理するのが一番ストレスが溜まりません。

「他社で内定が出たため」「一度転職するかどうかは保留するため」など、「もはや転職活動を続ける理由がないこと」を相手にしっかり伝えるという点で、正直に話すべきです。

また、建前として「他社での内定」「転職活動を辞める」ということを理由として添えるのもOKでしょう。これはあくまで自分が罪悪感を感じないための回答ですので、必要以上に気に病む必要はありません。

Q.退会後に再登録することはできるの?

もちろん可能です。

一度退会したとしても、数年後に転職活動を再開した際にまた登録することはまったく問題ありません。前回の退会時に暴言を吐いたり多大なトラブルを起こしていない限り大丈夫です。

まとめ|断り上手は転職上手

「転職エージェントの提案を断る」ということは、決して気に病む必要はなく、また、決してネガティブな失敗でもないことを知っていただけるよう、今回の記事を作成しました。

むしろ、「自分に合わないリスク(違和感)に気づき、自分から提案や関係を断ち切ることができた」という大成功の証拠

転職エージェントはあくまで「便利に活用できるツール」として冷静に見て、並行活用や他の求人探しの手段の確保と合わせた柔軟な活動が大切です。

転職エージェントの断り方をマスターしたあなたであれば、自分自身の転職先を満足のいく結果で決めることができるでしょう。あなたの転職活動を応援していますよ!

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