転職エージェントをやめとけと言われる事情とデメリットを優しく解説

転職

「転職エージェントを使うのはやめておけ!」というアドバイスは、ネット上の生の声を中心に広がっています。

実際、転職エージェントを利用したことで転職に失敗してしまった…という経験をしたことのある方も実際におり、そのアドバイスは非常に現実的なものです。

一方で、自力での応募や転職サイト(求人を自分で探して応募するタイプ)とは異なり、転職エージェントを使った転職活動が向いている人や、状況というものが存在するのもまた事実。

あなたは、「やめておこうかな」と判断する前に、「やめとけ」と言われる理由を知り、自分にとって本当にエージェントを利用するのが正解か、見極めたいと思っているはず。

そこで今回は、転職エージェントの裏事情(実態やビジネスモデル)など、深く踏み込んだ内容から「やめとけ」と言われる理由を解説するほか、実際の利用者の体験談をリサーチした結果をまとめています。

この記事を読めば、転職エージェントがやめとけと言われる理由を深く知ることができますし、あなたの転職活動の進め方もブレずに済みます。ぜひ活用してください!

シロ
シロ

転職エージェントは、知恵袋やXを見ていると、結構「やめとけ」って言う人が多いみたいね。

クロ
クロ

転職エージェントといえど、担当者は同じ「人」。その分、利用するにしても気を付けなければいけないことが転職サイトや自力応募と比べて多いんだ。

本記事は、転職サービスの広告リンクや、その他に紹介している商品の広告リンクを含みます。

当メディアの記事は、独自調査結果(アンケート、インタビュー、モニターによるリサーチ)を根拠として作成しております。

  1. この記事でわかること🐈
  2. 「転職エージェントはやめとけ」と言われる理由と裏事情とは
    1. 理由1:「自分の営業ノルマ」を優先される
    2. 理由2:「とりあえず応募」と急かされブラック企業に誘導される
    3. 理由3:経験不足の担当者に当たるとキャリアを潰される
    4. 理由4:希望条件を完全に無視される
    5. 理由5:別の手段で内定が出ると執拗に引き留められる
  3. リアルな生の声!「二度と使わない」と決めた最悪の体験談
    1. 体験談1:希望を完全無視され、毎日電話でプレッシャーをかけられた
    2. 体験談2:「今決めないと逃す」と煽られ判断力を奪われた
    3. 体験談3:受かりやすいだけのブラック企業に入れられそうになった
  4. こんなトークをする「地雷担当者」に要注意!
    1. 「どこでもいいからとりあえず大量に応募しましょう」と言う
    2. こちらの希望を否定し、まったく違う業界を強引に推してくる
    3. プライベートを過度に詮索し、説教してくる
  5. 転職エージェントを使わず自力(直接応募)で内定を取るメリット
    1. 企業側に紹介手数料がかからず、選考で有利になるケース
    2. 年収交渉を直接行うことで年収アップが達成できるケース
    3. 自力応募+スカウト型で上手くいくケース
  6. 転職エージェントを使うべきでない人と使うべき人
    1. 使わなくてもよい(自力応募が向いている)人
    2. リスクを理解した上で転職エージェントを使うべき人
  7. 転職エージェントはどのように活用するべき?
    1. 親身な味方ではなく「情報を引き出す道具」と割り切る
    2. 「複数登録+自力応募」の並行で
    3. 面談では希望をはっきり伝え、合わなければ即退会する
  8. 「やめとけ」回避のための良心的転職エージェント
    1. doda(ドゥーダ)|転職サイトも充実した大手転職エージェント
    2. マイナビジョブ20’s|20代~第二新卒などポテンシャル採用に強い
    3. JACリクルートメント|ハイクラス転職特化型
  9. 転職エージェントに関するよくある質問(Q&A)
    1. Q.登録したのに連絡がこないのはなぜ?
    2. Q.紹介された求人を全部断るとどうなる?
    3. Q.担当者の変更や退会は本当に気まずくないの?
  10. まとめ|主導権はこちらにあることを忘れずに!

この記事でわかること🐈

  • 「転職エージェントはやめとけ」と言われる理由がわかる
  • 転職エージェント利用の体験談や失敗例がわかる
  • 転職エージェントを使うべき人と使うべきでない人の違いがわかる
  • 転職エージェントのおすすめサービスがわかる
  • 転職エージェントにまつわるよくある疑問を解消できる
kuro

「世界一やさしい転職の教科書」をお読みいただきありがとうございます。

20代でITベンチャーを学生起業後、地方Uターンを経て広告代理店へ勤務。その後転職を3回経験し、現在はデジタルマーケティングの会社を妻と協同で経営している30代男性の会社役員(猫)です。

人事として働いた経験もあり、複数の転職サービスを活用した転職経験も豊富なため、きっと皆さんの力になれると思います。お力になれれば幸いです。

sekatenをフォローする

「転職エージェントはやめとけ」と言われる理由と裏事情とは

シロ
シロ

ネットを見ると「エージェントは最悪」「やめとけ」っていう書き込みが異常に多いんだよね…。無料で相談に乗ってくれるのになぜここまで恨まれてるの?

クロ
クロ

それはね「無料」という言葉の裏にある「成功報酬」というビジネスの構造を知らないまま、彼らを信じ切ってしまっているからだよ。

転職エージェントがなぜここまで「やめとけ」と叩かれてしまうのか?

その諸悪の根源は「企業側から支払われる紹介手数料(成果報酬)」というビジネスモデルにあります。

あなたが入社した際、転職エージェントは企業から「想定内定年収の30〜35%(約150万〜200万円)」を受け取るのが一般的。

つまり、あなたが入社を決めないと、エージェントの売上は1円にもなりません。

こういった背景事情は(当たり前ですが)転職者に積極的に伝える情報ではありませんから、その事情を知らないまま転職エージェント頼みの転職活動をしていると思わぬ不利益をこうむってしまうことに繋がります。

具体的に、この事情がどのような具体的理由で不利益につながるのか?を解説します。

理由1:「自分の営業ノルマ」を優先される

転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザーや転職コンシェルジュなどと呼ばれることもあります)は、ボランティアの相談員ではありません。厳しい「毎月の入社目標(ノルマ)」を課せられた営業マンです。

もちろん、それがイコール「エージェント側の都合を押し付けてくる」ことに繋がるわけではありませんが、ノルマ達成に焦ってしまう担当者にあたってしまうと、あなたの適性やキャリアビジョンよりも「いかに早く、確実にどこかの企業へ押し込むか」が最優先されてしまいます。

これが「対応が雑になる」「強引に話を進められる」最大の要因です。

理由2:「とりあえず応募」と急かされブラック企業に誘導される

面談の際、「まずは可能性を広げるために、●●社ほど受けてみましょう」と大量の求人への応募を急かされるケースもあります。「数撃ちゃ当たる」という戦法を半ば強制されてしまう事例です。

自分の転職に関する方向性が定まらないまま、よく考えずに内定を受諾して入社してみたあと、万年人手不足で離職率が異常に高いブラック企業だった…というケースも。

離職率が高いが転職エージェントに手数料を払える規模の企業は、エージェントにとっては「受かりやすい」と同じ意味を持ちますから、ブラック企業に誘導されてしまう、という理屈はごく当たり前な側面もあります。

理由3:経験不足の担当者に当たるとキャリアを潰される

人材業界・転職業界は人の入れ替わりが比較的激しく、あなたの担当者が「つい数ヶ月前に異業種から転職してきたばかりの素人」である可能性もゼロではありません。

人材業界のサービスを営む事業者のみのデータはありませんが、厚生労働省の「令和6年 雇用動向調査結果の概要」を見ると、離職率は「サービス業(他に分類されないもの)」19.0%、一方で入職率は「サービス業(他に分類されないもの)」19.4%と、人の入れ替わりが激しい業界に「人材業界」も含まれていることがわかります。

入職率と離職率を就業形態別にみると、一般労働者では、入職率は「宿泊業,飲食サービス業」21.2%、「サービス業(他に分類されないもの)」19.4%の順に高く、離職率は「サービス業(他に分類されないもの)」19.0%、「宿泊業,飲食サービス業」18.1%の順に高くなっている。

出典・引用:令和6年 雇用動向調査結果の概要 – 厚生労働省

特に、ITエンジニアや外資系、専門職の知識が全くない担当者に当たると、「希望と全く違う的外れな求人」を見当違いな理由で猛プッシュされてしまい、結果として転職に失敗してしまう、という状況に陥ってしまいます。

理由4:希望条件を完全に無視される

「事務職を希望しているのに営業職ばかり送られてくる」「絶対に東京勤務が良いと言っているのに地方の求人をごり押しされる」…こういった「希望条件を無視される」というのも、転職エージェントあるあると言えるでしょう。

希望条件を無視されてしまう理由はさまざまですが、おおよそこんな感じです。

  • あなたが希望する求人を別担当者が持っている/出し惜しみしている
  • 別の手持ち求人を推したい/売りたいと考えている
  • そもそも条件に合う求人を紹介することができない/存在しない

上記はあくまで推測の域を出ませんが、そもそもおすすめできる求人に、「希望に合うものがない」とはっきり伝えられる転職エージェントは稀です。

たとえば賃貸の紹介を受ける際のことをイメージすると、わかりやすくなります。すべての条件は揃えられないけど、家賃が安い、立地が良い、日当たりが良い…などと他条件が優れていれば、契約に至る場合はもちろんありますよね。

それと同様ですが、転職先選びは物件以上にシビアな条件で考えるべき。そう考えると、このような転職エージェント側の理屈は、転職者にとってデメリットにしかなりません。

理由5:別の手段で内定が出ると執拗に引き留められる

転職エージェントを使っている最中に、あなたが自力で直接応募したり、別の転職サービス(スカウトや転職サイト、他の転職エージェント)経由で第一志望から内定をもらったりしたとします。

普通ならお祝いしてくれるはずですが、売上至上主義の担当者の場合、手のひらを返して「その企業は離職率が高いですよ」「絶対にうちから紹介した企業の方が待遇が良いです」と、あの手この手で入社を妨害(引き留め)してきます。

転職エージェント担当者ならではの「本当にそうかも?」という説得力も相まって、引き留めを真に受けてしまう方もいるでしょう。

また、引き留め自体が非常にストレスのかかる行為です。


以上、これまで見てきたように転職エージェントも民間のサービスである以上、あなたのことだけを思って対応してくれるとは限らない、という前提で賢く活用することが求められます。

リアルな生の声!「二度と使わない」と決めた最悪の体験談

クロ
クロ

実際にX(旧Twitter)などで調査すると、エージェントを信じてしまって痛い目を見た人たちの「怒りの生の声」がたくさん見つかったよ。

同じ罠にハマらないための教訓にしよう。

体験談1:希望を完全無視され、毎日電話でプレッシャーをかけられた

体験談の内容

「営業希望してないのにそれしか紹介しないし、話を聞いてない。上京したいって言ってるのに僻地の会社受けろって言われてキレそうになった。しかも毎日『電話面談しましょう』って迫ってきて不快すぎる。即日退会した。」

Xの投稿から集計・分析(2026年4月2日)

教訓

「プロが言うなら…」と黙って従っていると、「この人は言った通りにする人だな」と判定されてしまい、都合の良い求人に誘導されます。「違います」とハッキリ拒絶することが重要です。

体験談2:「今決めないと逃す」と煽られ判断力を奪われた

体験談の内容

「担当者の『今すぐ決めないと他の人に取られますよ!』という強引なクロージングに流されて内定を受諾してしまい、激しく後悔。自分のペースを完全に乱された。エージェントに任せきりにするのは絶対ダメだと悟った。」

Xの投稿から集計・分析(2026年4月2日)

教訓

「あなたのために」という言葉や表現を被った強烈な営業トークと考えます。大事な人生の決断を、他人の焦燥感を煽る言い方に巻き込まれて決めるのはリスクが高いです。

体験談3:受かりやすいだけのブラック企業に入れられそうになった

体験談の内容

「転職は絶対エージェント使わない方がいい。なんとなく受かりそうなブラック企業を紹介されるだけ。1回目の転職活動のとき、冷静に見るとキャリアに将来性が見込めない求人票ばかり見せられて強烈プッシュされた。二度と使わない。」

Xの投稿から集計・分析(2026年4月2日)

教訓

転職エージェントにとっての手間が少なく、すぐ内定が出やすいのは「極度の人手不足(=ブラック)」企業です。(構造的な問題がどうしても存在します)

対策としては、とにかく「求人を比べられる状況」を作ること。

1社のみの検討や、複数求人でも体験談のように同じルートからばかり紹介を受けていると、「条件ってこんなものなのかな」と勘違いする原因にもなります。

こんなトークをする「地雷担当者」に要注意!

クロ
クロ

ここでは、「地雷担当者」という表現を使っているけど、そのくらい強い言葉で注意しないといけない場合もあるよ。

場合によっては、即刻利用する転職エージェントを変えることもできるように準備しておくのがおすすめだよ!

シロ
シロ

一番良いのは、そういう担当者にあたってしまわないことだけどね…。

「地雷担当者」…あえて強く表現しますが、そのような担当者にあたってしまった場合は一瞬で身を守る必要があります。

初回面談などで以下のような発言や態度が見えたら、その担当者はあなたの味方ではなく「営業マン」です。迷わず担当変更を申し出るか、即退会してください。

「どこでもいいからとりあえず大量に応募しましょう」と言う

読者の適性や希望を全く無視して「質より量」で勝負しようとしている明白なサインです。

あなたを一人の転職者として見ていないことがうかがい知れますので、「自分の納得いく企業数社に絞って応募します」と伝えてみるのがポイントです。

そこから紹介数が減るようであれば、それは「アウト」判定になります。

こちらの希望を否定し、まったく違う業界を強引に推してくる

「今のあなたのスキルではその業界は難しいので、こちらの案件(受かりやすい求人)を受けましょう」と、最初からあなたの希望を反映しない担当者がいます。

直接ハッキリとした言い方で伝えてくるパターンだけではなく、それとなく希望条件とは異なる求人を紹介されるケースも存在します。

自分が持っている手持ちの求人に強引にスライドさせようとしてくるため、特に「希望業界や職種が明確に決まっていない」という方の場合は、注意してください。

プライベートを過度に詮索し、説教してくる

「女性は結婚したら〜」「君みたいな経歴だと世間では〜」と、不要なマウントを取ってくる昔ながらの担当者も残念ながら存在します。

少ない例ではあるものの、「学歴」を理由に紹介が難しいからとにかく応募してみては?と投げやりな対応をされた転職エージェントもありました。(運営者の実体験です)

面談はあなたのメンタルを削る場所ではありません。「合わない」と思ったら他エージェントの切替えをすぐに決めることをおすすめします。

初回相談直後であれば、無駄に時間を取られることもありません。

転職エージェントを使わず自力(直接応募)で内定を取るメリット

シロ
シロ

こんな怖い話ばかり聞いてると、転職エージェントに登録するのが怖くなってきた…。

でも、エージェントを使わないと選考で落ちやすくなったり、年収が下がったりしないの?

クロ
クロ

転職エージェントが転職に有利な点がたくさんあることは事実だけど、「転職エージェントを使わずに直接応募したほうが良いケース」もあるよ。

「転職には転職エージェントを使うのが良い」とは限らず、自分が「ここに転職したい!」と決めている会社への直接応募(採用ページから直接エントリー)や、転職サイトで求人検索→自分でエントリーなどの方法をとるほうが良いケースもあります。

ここでは、そのような「自力応募のメリット」を解説していきます。

企業側に紹介手数料がかからず、選考で有利になるケース

一般的に、転職エージェント経由で非公開求人という形で出される募集要項には、「経歴や職歴・スキルといった人物像」が厳密に指定されています。

というのも、通常の求職者募集ではなかなか見つからない可能性が高い人材を見つけるため、企業側も相応の努力をして、競合他社に人材を取られないようにしているからです。

だからこそ、転職エージェント経由で紹介手数料を支払ってまでも、求職者の採用を進めているのです。

一方で、同じAさんを採用できるとした場合にエージェント経由と直接応募経由では、圧倒的に採用コストの面で「直接応募(=自力応募)経由」が有利です。

年収交渉を直接行うことで年収アップが達成できるケース

年収交渉は、求人企業の現在の状況や受け入れ体制により「現実的なライン(どこまで交渉の余地があるか?)」がある程度決まっています。

そのため、現在の企業の情報を細かくヒアリングしている転職エージェント経由のほうが、「妥協」も含めて調整しやすく、結果として年収交渉による年収アップが達成できる可能性は高くなります。

一方で、年収ベースで企業が紹介手数料を支払う必要のある「転職エージェント経由」の場合と直接応募の場合では、交渉時に「採用コスト」の差が出るため、交渉できる年収額の現実的なラインが上がってくる可能性はゼロではありません。

ただし、エージェント経由の手数料分を、直接応募時の年収額アップ交渉に引き当てるという考え方は、大手企業では通用しない可能性も高いのが事実。

理由としては、どの予算をどんな費用として割り当てるか?が厳密に決まっており、即座に費用の引き当て先を変えられるわけではない(手数料分を特定の転職者の年収額に反映できるわけではない)という点が挙げられます。

自力応募+スカウト型で上手くいくケース

転職エージェントを使わず自力応募で転職先からの内定を取るためには、エージェントがサポートしてくれる様々な転職活動の”やるべきこと”についても、自力で行う必要があります。

一方で、転職時期は自分で決められるし、必要以上に焦る必要がないという状況の場合、「自力応募+スカウト型の活用」という進め方で上手くいくケースもあります。

自力応募における求人エントリーの方法

  • 企業ホームページの「採用情報(Recruit)」からの直接エントリー
  • スカウト型転職サイト(ビズリーチなど)で企業から直接声がかかるのを待つ
  • リクナビNEXTなどの「転職サイト」を使って自力で検索・応募する

この方法は、「行きたい企業や転職したい職種が明確であり、自力で求人を探しながらスカウト型を活用する」というところがポイントになります。

自分の主観だけではなく、スカウトや転職サイトからわかるおすすめ求人や条件検索の結果を見て、あなたが今目指せる業界や年収の水準を徐々に絞り込んでいくことができる点がメリットと言えるでしょう。

一方で、こういった業界研究、企業研究といった転職活動の基礎に不安がある方の場合は、転職エージェントも並行利用することをおすすめします。

自分で求人の絞り込みをおこないながらエージェント経由の求人も参考にすれば、自分の情報不足なのか、エージェントの紹介が微妙なのかがわかってきます。

転職エージェントを使うべきでない人と使うべき人

シロ
シロ

転職エージェントを使わなくても転職ができるってわかっただけでも少し安心かも!

でも、自力で進めるべきなのかエージェント経由で進めるべきなのか、自分はどっちなんだろ???

クロ
クロ

ここでは、転職エージェントを使わなくてもよい人と使うべき人の傾向を整理しているよ。

言い切れるわけじゃないけど、自分が「これだ!」と思うほうを直感で信じることも大事だったりするよ。

ここまで読んでも、あなた自身にとって転職エージェントが良いのかどうがが分からない方も多いはずです。

転職エージェント利用をするかしないかに関わらず、使わなくてもよい人と使うべき人の傾向を知り、転職活動を有利に進めていきましょう。

使わなくてもよい(自力応募が向いている)人

下記には使うべきではない人を見出し別にまとめています。

自分のペースで進めたい/「いつまでに」という期限がない

求人の検索から応募(エントリー)、面接日程の調整、その後の入社日程の調整から各種交渉まで自力で自分のペースで進めたいという方や、「半年程度、転職先を調べてみよう」といった今すぐ転職する必要性が薄い方の場合、まずは自力で転職活動を進めるべきです。

住んでいる地域の中で行きたい業界・企業が明確である

具体的な企業を数社に絞り込んでいたり、企業は特定していないものの業界レベルで絞り込めていたりする人のうち、「住んでいる地域的に求人に応募できそうな企業はここしかない!」というケースに該当する場合は、転職エージェントを使う理由がありません。

職務経歴書や面接対策を自力でできる

職務経歴書の書き方や内容にある程度の自信があり、面接対策も含めてすでに準備が整っている場合も、これからあえて転職エージェントを利用する必要性が薄いです。

ただし、職務経歴書や面接に対して自信がある場合でも「転職先業界に悩んでいる」という場合は、この限りではない点に注意してください。

特に、未経験業界へのチャレンジの場合は転職エージェント経由のほうが良い場合も。理由はこれまでの自信を持てている経歴が未経験業界で通用するか?求められているか?を明確にできるかどうかが重要なポイントです。

いわゆる「ポータブルスキル(職種や業界が変わっても持ち運び可能な「汎用性の高い職務遂行能力」のこと)がアピールポイントになるか?を自分でチェックすることが重要です。

他人の意見に流されやすい自覚がある

転職エージェントのうち、「自分のノルマ達成を最優先にする担当者」にあたった場合に最も相性が悪いのが「他人の意見に流されがち」な人のケース。

特に「転職を早く決めないと仕事がない」など、経済的・精神的に追い詰められている場合は、むしろその焦りを利用されないように注意すべきです。

リスクを理解した上で転職エージェントを使うべき人

転職活動の準備がまったくわからない

転職エージェントから紹介される求人の「質」を見極める必要はあるものの、転職をこれまで一度も経験したことがなく、どうやって進めればよいのか右も左もわからない…という方の場合は、転職エージェントの利用をおすすめします。

というのも、実際のエントリーから職務経歴書の準備、面接対策に至るまで、転職エージェント担当者がサポートに回るためです。新しいことにチャレンジする場合は、ノウハウを持っている人に質問し、教えてもらうのが最も近道です。

面接対策に自信がない

面接が得意!という方はあまりいないと思われますが、面接の準備不足は面接への対応力というよりも、「事前に応募先の会社のことをどれだけ知っているか?」に尽きます。

一般的に公開されている企業の情報だけで、「自分がアピールできるところは何か?」「企業にとって、自分を雇う意味はどの点にあるのか?」を明確にすることが難しい場合も。

そういうときに活用できるのが、転職エージェント担当者が持つ情報です。

現在、求人を出す企業が困っている課題や、求人を出した理由、そして面接官を担当する担当者の性格に至るまで教えてくれることが多いため、そういった裏事情の確保も含め、しっかりと面接対策を行うことができます。

非公開求人の中身を探りたい

最終的に応募するかどうかはともかく、世の中で一般に公開されている求人では自分自身の経験・スキルを活かすことが難しいと感じている場合には「非公開求人」に自分に合った内容のものがあるかを確認する必要があります。

登録しても応募を強制されるわけではないため、もしあなた自身「どのような求人であれば自分が求められているのか?」が漠然としているなら、転職エージェント経由の求人紹介を受けてみるのは良い方法です。

転職エージェントはどのように活用するべき?

クロ
クロ

エージェントを使うと決めた場合でも、「全てをお任せします」という態度は絶対NGだよ。主導権は自分にあるんだ!という気持ちで活用するのが大事だね。

「転職エージェントを使わなくても転職活動はできる!」という前提で転職活動に臨むことができれば、必要以上に転職エージェントに頼りきりになってしまうことを防ぐことができます。

そのうえで、どのように転職エージェントを活用できるか?について、ここで詳しく解説します。

親身な味方ではなく「情報を引き出す道具」と割り切る

転職に関するプロである転職エージェントですが、この記事で見てきたように「完全依存」は避けるべきです。そのため、ドライな態度ではありますが「親身な味方」ではなく「情報を引き出す道具(ツール)」として割り切った活用をおすすめします。

転職エージェント経由で採用が決まれば、転職エージェントは利益を得ます。ですから、あなたが転職に成功することが利益につながるのであれば、ビジネスライクな関係性でもOKなのです。

転職エージェントは、情報を引き出すツールとして、下記の点で優れています。

  • 担当者しか知りえない企業の状況(人材不足など)、面接対策の情報を持つ
  • 非公開求人のデータベースを検索し、求職者(=あなた)に提案できる
  • 職務経歴書の添削や面接対策のプロであり、ノウハウを持つ
  • 日程調整などの代行をしてくれる秘書的な役割を担う

受験勉強でたとえるなら、傾向と対策が載っている過去問集+塾の講師という形。でも、進学先を選ぶのは受験生個々人のはずです。

それと同様、転職活動においても「対策や準備」のサポートは十分に受けつつも、自分自身で求人応募や内定承諾をおこなうという気持ちであれば、転職エージェントはあなたにとってメリットが多いと言えます。

「複数登録+自力応募」の並行で

転職エージェントは、複数登録が可能で利用規約上も「並行利用禁止」の転職エージェントは存在しません。

もちろん、転職エージェント側にとっては、「自分たちだけに登録してもらうこと」が最も大きなメリットになりますが、転職者にとってはそうではありません。

できる限り複数のルートで求人を探すことを心掛けましょう。たとえば、下記のように3つ~4つを並行して登録しておき、それぞれでおすすめ求人を受け取れるようにしたり、自分で探し始めるルートを確保しておくことが大切です。

複数のルートで求人を探す例

下記のように、様々な条件のうち「住む場所」「年収」などの条件面をずらしながら幅広く考えていく→徐々に譲れない条件をもとに消去法で絞り込んでいく、というやり方がベスト。

  • 転職エージェントA社:幅広い業界で年収に合った求人を探す
  • 転職エージェントB社:得意領域・専門分野の求人を探す
  • スカウトサービス1社:住んでいない地域を含め、広くスカウト求人を受ける
  • 転職サイト1社:住んでいる地域内の自分の転職したい職種で絞り込む

面談では希望をはっきり伝え、合わなければ即退会する

転職エージェントは、登録後「初回面談」という形で担当者との面談を行います。「どういう業界への転職を考えているか?」といったヒアリングを目的とした打合せです。

その際、「連絡の頻度」「希望条件」についてはっきりと伝えておくことを心がけます。

その後、実際に担当者から何かしらの連絡があった場合に「伝えた希望/要望」をきちんと守っているかをチェックしておくことが大切です。

転職エージェントは、登録後1件も応募せずに退会することが可能です。また、他に替えが効かない専門特化系のエージェントの場合は「担当者の変更」を各転職エージェントの窓口から申し出ることもできます。

「やめとけ」回避のための良心的転職エージェント

クロ
クロ

ここでは、転職エージェントを使うことのデメリットを踏まえつつ「それでも転職エージェントを活用したい!」という方に向けたおすすめ転職エージェントを理由とともに紹介していくよ。

転職エージェントを利用する心構えができた方へ向けて、「とりあえず最初の入り口」として活用しやすい、サポートの仕組みが整った大手・特化型エージェントを紹介します。

特化型転職エージェントってなに?

「特化型転職エージェント」とは、このメディアでは「年齢層や性別、職種や業界などのジャンル」に特化した転職エージェントのことを指しています。

求人数では総合的な大手エージェントにかないませんが、一方で特定領域に特化した求人を掲載していたり、担当者がその分野により詳しいため柔軟なサポートを受けやすいメリットがあります。

doda(ドゥーダ)|転職サイトも充実した大手転職エージェント

出典・引用:https://doda.jp/

doda(デューダ)は、転職サイトとしても転職エージェントとしても大手の転職サービスで、「転職エージェントと転職サイトを併用する」というハイブリッド型の転職活動をするなら、登録しておいて損はありません。

圧倒的な求人数が魅力であり、転職エージェントとしても大手なため安心があります。

マイナビジョブ20’s|20代~第二新卒などポテンシャル採用に強い

出典・引用:https://mynavi-job20s.jp/

キャリアに自信がない20代を無理なブラック企業に放り込まないよう、未経験育成に力を入れている企業を中心に集めている特化型転職エージェントです。

株式会社マイナビ(業界大手)が運営する特化型転職エージェントであり、担当者としてアドバイザーがつく点は、初めての転職で右も左もわからない…という場合に最適です。

JACリクルートメント|ハイクラス転職特化型

JACリクルートメント
出典・引用:https://www.jac-recruitment.jp/

課長以上の管理職や、技術職などの専門職に特化している転職エージェントです。多くの求人を幅広く探すよりも、キャリアアップにつながる求人に絞り込むのが管理職級の転職にとっては重要です。

年収アップやキャリアアップを目指す転職活動なら、他の転職エージェントを利用せずにJACリクルートメントへの登録をおすすめします。


ここで紹介した転職エージェント以外にも、年代別・職種別・目的などに応じたおすすめ転職エージェントとスカウト型サービスを詳しく解説しています。

こちらも併せてチェックし、「並行活用」で転職活動をスムーズにスタートさせましょう!応援しています。

転職エージェントに関するよくある質問(Q&A)

クロ
クロ

「登録したいけど不安がある」という方向けに、転職エージェントのよくある質問をまとめてみたよ。少しでも不安が和らいだら嬉しいな。

Q.登録したのに連絡がこないのはなぜ?

複数の理由がありますが、「あなたに紹介できる求人がない」という理由が大きいです。

ただし、ネガティブな理由ばかりではないため安心してください。

たとえば、登録時に「今すぐに転職は考えていない」という場合は、紹介の優先度が下がっているだけの可能性が高いです。

ほか、その転職エージェントの持つ求人と、あなたの経歴・スキルが「合っていない」という可能性ももちろんあり得ますが、それがイコール「あなたに市場価値がない」ということを意味しません。

転職エージェントには、「総合型」「特化型」の大まかな区分があり、得意分野・領域もそれぞれ異なりますから、「この転職エージェントとは合わなかっただけだ」と考えて問題ありません。

対処法としては、「他エージェントにも登録して様子を見る」ことが先決です。

Q.紹介された求人を全部断るとどうなる?

転職サービスに「求人には必ず応募しなければいけない」などのルールはありませんので、まったく問題ありません。むしろ、納得できない求人に「とりあえず」で応募してしまうことを避けましょう。

ただし、ただ断るだけでなく「土日休みが必須条件の私に対して、この求人は条件が満たせていないので応募しません」と明確な理由をぶつけてみることが大切。

明確な「ミスマッチである」理由をぶつけてもなお、変わらないようであれば転職エージェントの切替えや退会を行います。

Q.担当者の変更や退会は本当に気まずくないの?

「気まずい」と思うかどうかは人それぞれですが、気まずくならないための方法はきちんと整備されていることがほとんどです。少なくとも、「直接担当者に申し出る必要がある」ことはありません。

もし、担当者変更が明記されていない転職エージェントの場合は、そのまま大会処理を会員ページなどで行えばOK。

たとえば、大手エージェントの「リクルートエージェント」にも、担当者変更に関する問い合わせは、「問い合わせ窓口」から受け付けている旨が書かれています。

まとめ|主導権はこちらにあることを忘れずに!

「転職エージェントはやめとけ」というアドバイスは、ここまで見てきたように理にかなっているものであり、営業ノルマがある転職エージェントの「悪い側面」を分析するのに最適な説明です。

一方で、転職業界においては「転職エージェント」の利用が急激に伸びています。それは、退職代行のニーズが高まっている最近の傾向などと似ており、それだけ社会から求められているということ。

つまり、私たち転職者は拒絶するだけではなく「上手に今の環境を利用していく」ことが求められます。

難しく感じると思いますが、まずは今回の「主導権はこちらにあることを意識した、『求人探しの複数ルート確保』」を実践してみてほしいです。

「転職が上手くいった」と、近い未来にあなたが振り返って思えるようになることを願っています。

タイトルとURLをコピーしました